本当の意味でのサロン経営ってさ②
つづき。
独立して何年かは自分が一番稼いで「はっはっは!」とかやってた。
けどなかなかサロンの売上が上がらない。
なぜだ、お客様は来てるぞ・・・。
人が育たないから。笑
ほんっっと当たり前のことですけど、自分が一番美容師やってたらそれ以外のことを考える時間すらないんですね。
そんな環境で勝手に育って売上上げていけるような人ならそもそも独立してます。
ただ回ってきた仕事をやるだけのアシスタントとか、自己過信と自己満足ばかりで「効率よく売上をあげる」ことすら考えもしないスタイリスト。
今思えば社員は鏡なので僕がダメ経営者だから当然です笑
まぁそんなこんなでもあるきっかけからこのままじゃあかんぜよ!となり、真剣に経営に向き合うようになりまして。
その頃から
・自分の売上を上げずにサロンの売上をあげること
・美容師の労働環境の改善
に本気で取り組み必要性を感じ、トライし始めるんですね。
で、自分の売上を上げずにサロンの売上を上げるってことはスタイリストが他にいなきゃ始まらない。
アシスタントを入れてそこまで育てたり、意識のないサラリーマン感覚のスタイリストを入れても変えるには時間がかかる。
そんな際にたまたま今のナンバーツーの子と飯行く機会があって、お互いの想いも一致した(のか?w)入社することに。
売上は持ってなかったけど(w)ポテンシャルは持ってる。
「あーこの子簡単に今より倍はあげれるな」と根拠のないセンサーが反応。
マインドセット(私なんて→私はできるにする、稼ぐこと売上を追うことは悪ではない)や足りてない部分の技術や知識教育、ある程度のマネジメント知識等をしつつ新規様や既存フリーをどんどん入客させ、入社2年くらいで僕より売り上げるスタイリストが完成です笑
ここで大切なのは自分の売上がガックリ下がってだと元も子もないですからね。
自分はフリー客分くらいの売上を下げる+100万スタイリストってくらいじゃないと
自分の売上を下げずにサロンの売上をあげることは難しいかな。
そうして少しずつ経営者としての仕事をする時間を設けつつ、増収した利益で環境整備に投資、継続してスタッフ教育(この頃には完全アウトソーシング)を続けていき
2人体制で最後の12月に生産性120万を達成。
その後、1年ほど前にアシスタントの子が入り3人体制になりよりしっかり経営していく必要性を感じつつ、受付枠が増えたのでデジと縮毛矯正に特化した発信で新規指名の方に入客しています。
通常、スタイリストだけのサロンにアシスタントが入るパターンが最も生産性が下がる傾向があるのですがなんとか増員3ヶ月後の12月は生産性100万超えで着地。
今後は成長に伴いスタイリストデビューや更なる増員も視野にあるのでより「経営」をせねば・・・。
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